BtoBコミュニケーション大学校

BtoBコミュニケーション大学校

BtoBコミュニケーション大学校とは

BtoBコミュニケーションの理論と実践を体系的にマスターできる基礎講座です。広告や展示会、カタログから、WebサイトやSNSといったデジタルメディアまで、BtoB企業のコミュニケーション活動に必要な知識を集中的に修得することができます。1992 年に「産業広告大学」として開校し、30年以上にわたって多くの方に支持されてきました。
コミュニケーション活動を展開する上で必要なマーケティングやブランディング、危機管理、サステナビリティなどの知見も深めることで、広い視野のもとで実践的な力が身につくカリキュラムになっています。
講師陣には学界や実業界の第一線で活躍している専門家をそろえ、実務能力の向上を意識してわかりやすく講義します。デジタル化、グローバル化に対応できる人材を育成し、企業価値を高めていくためにも、BtoBコミュニケーション大学校を是非ご活用ください。また講座内容はBtoBコミュニケーション分野におけるわが国唯一の認定資格「BMC 広告マスター」の資格認定試験とリンクしていますので、受講者は当試験の受験に大変有利です。

学べること

BtoBコミュニケーションの基礎とトレンド

BtoB広告の役割や広告クリエイティブの特徴、広告効果など基礎から、ブランディングやESG、デジタルマーケティングなど、いま必要とされるコミュニケーションの知識が得られます。

各種メディアの特徴と効果的な活用方法

新聞、雑誌、テレビ、ラジオのマス四媒体とWeb広告の特性、展示会やカタログ、SNS、デジタルマーケティングとの連動でいかに広告効果を高めるかが学べます。

デジタルマーケティングのトレンド

Web広告からMA(マーケティングオートメーション)まで、SNSの活用やアクセス解析の手法も交え、BtoBにおけるデジタルマーケティングを複数の講座で解説します。

広告コミュニケーションの危機管理

広告コミュニケーションには様々なリスクがあります。リスク最小化のために著作権等の知的財産権法の基礎知識を事例中心に解説します。

BtoBブランディング

製品広告が主だったBtoBコミュニケーションにおいて、顧客の囲い込みや新規開拓、採用、さらには従業員の帰属意識の面で企業ブランディングの必要性が高まっています。BtoB企業におけるブランディングの現状とこれからを知ることができます。

ESG活動の今とこれから

企業の存在意義にESG(環境、社会、ガバナンス)が不可欠となり、その取り組み方が企業への投資を左右する時代になりました。どのように取り組みを発信していくべきかを解説します。

講師一覧

石崎 徹(いしざき とおる)

「広告(コミュニケーション)効果と効果測定」

専修大学 経営学部教授

1996年早稲田大学商学部助手、1998年専修大学経営学部専任講師。現在同学部教授。専門分野は広告効果と消費者行動(特に購買後行動)との関係、IMCの理論的研究、リレーションシップ・マーケティングとマーケティング・コミュニケーションの関係。「わかりやすいマーケティング・コミュニケーションと広告」(編著)八千代出版他

加藤 智明(かとう ともあき)

ソーシャルメディア時代におけるマーケティング&コミュニケーション管理の変遷とこれから

Webコミュニケーション運用支援「アリエスコム」代表

1959年東京都生まれ。市場調査会社でのR&D業務経験を活かし、1999年よりデジタルガレージグループにおいてWebマーケティング、ネットビジネス支援、Eコマースコンサルティングに携わる。(株)イーコマース総合研究所取締役(電子店舗研究会事務局長兼任)、(株)インタースコープ・フロンティア総研取締役、(株)デジタルガレージWebプロデューサ(~2014年6月)を歴任。共著に「超図解日本版Web2.0最前線」(エクスメディア)、「CGMマーケティング-Web2.0時代のクチコミの力」(MYCOM新書)がある。その他、雑誌・Webメディアへの寄稿多数。

河内 英司(かわち えいじ)

「ASICAモデルと企業購買システム」「売りに結びつくBtoBカタログ」「展示会マーケティング」

カットス・クリエイティブ ラボ 代表

1949年、京都市生まれ。京都教育大学特修美術科卒業。大学ではグラフィックデザインを学び、卒業後㈱堀場製作所にて一貫して広報宣伝業務に従事。その間、製品デザイン・新商品企画・マーケティング業務も兼務。企業理念「おもしろおかしく」を具現化するため独自のメディア戦略を展開。1991年広報室長、コーポレートコミュニケーション室長を勤める傍ら(一社)日本BtoB広告協会副会長、女子美術大学非常勤講師にも従事。2014年堀場製作所退職にともない、広告・展示会・マーケティング・メディアプラニングを業とする「カットス・クリエイティブ ラボ」を設立。(一社)日本BtoB広告協会アドバイザーおよびBtoBコミュニケーション大学校副学長。BtoB広告機関誌「BtoB Communications」において永年の実践から編みだした独自の広告・マーケティング理論多数を発表。「神経質な数字志向が人の感性を鈍化させる」が持論。クリエイティブに限らずあらゆる分野での数字至上主義に代表される演繹的思考が文化や経済の退廃をもたらすと警笛を鳴らしている。著書にBtoB購買プロセスを理論化し、ホスピタリティ・マーケティングと展示会の有効性を述べた「ASICAれ!」(日刊工業新聞社)がある。

北原 利行(きたはら としゆき)

「新聞広告と雑誌広告」

(株)電通 電通総研・メディアイノベーション研究部 研究主幹

東京工業大学工学部電気電子工学科卒業、同大学院総合理工学研究科物理情報工学専攻修士課程修了。(株)電通に入社、情報システム部門、経営計画部門を経て研究開発部門に所属。2011年より現職。マス・メディアやコミュニケーションの研究、メディア企業のコンサルティング、組織人事制度コンサルティング、広告および関連市場・業界動向調査などの業務に従事。『情報イノベーター~共創社会のリーダーたち~』(共著、1999講談社)等、著書論文多数。東京工業大学大学院・非常勤講師、総務省研究会・専門委員、経済産業省研究会・専門委員、(財)知的財産研究所・専門委員等を歴任、JASRAC寄付講座・講師、JICA研修・講師など講師・講演多数。

桑畑 一浩(くわはた いっこう)

「効果的なクリエイティブを導くオリエンテーション」

三菱電機(株) 宣伝部 新規プロジェクト担当部長

嶋村 和恵(しまむら かずえ)

「BtoBコミュニケーション概論」

早稲田大学 商学学術院教授

1993年早稲田大学商学部専任講師、1995年同助教授、2001年同教授。専門は広告論。日本広告学会副会長。『新しい広告』(監修、電通、2006年)、『現代広告論新版』(共著、有斐閣、2008年)、『経験価値マーケティング』(共訳、ダイヤモンド社、2000年)他。BtoBコミュニケーション大学校学長。

小澤 康子(おざわ やすこ)

「効果的なWebサイト構築とマーケティング」

(株)DNPコミュニケーションデザイン 第3CXデザイン本部 第一部部長

須藤 雅紀(すとう まさのり)

「情報法令と広告責任 広告の危機管理」

元・(株)日立製作所/日本女子美術大学 非常勤講師

(社)日本広告主協会著作権委員会委員長。(社)東京広告協会法務政策委員会副委員長。(社)全日本シーエム放送連盟著作権委員会委員を歴任。著作権法学会会員。著書「販売促進・広告宣伝の法務と税務」(共著)。

髙橋 庸江(たかはし のぶえ)

「企業における広報とコーポレートコミュニケーション戦略」

元(株)東急エージェンシー コーポレート本部

1983年慶應義塾大学文学部国文専攻卒。総合電機メーカー、出版社を経て1991年東急エージェンシー入社。官公庁営業を担当。その後、秘書部を経て、2006年広報部長。2011年より現職。

田窪 正則(たくぼ まさのり)

「マーケティングリサーチ」

ヒストリカルデザイン(株) 代表取締役

昭和63年3月東海大学工学部経営工学科卒業。同年4月リサーチ・統計分析会社に入社。生産財、消費財企業のマーケティングリサーチ、マーケティングデータの解析業務に従事。生産財では、印刷機の開発調査、精密機器のユーザー調査等、消費財では飲料製品等の購買、広告評価要因の分析等を担当。平成24年、前職での経験を活かし調査・解析を受託する同社を設立。社会調査協会「専門社会調査士」資格認定。著書「SPSSで学ぶ調査系データ解析」(東京図書)※社会調査協会は、日本社会学会、日本行動計量学会、日本教育社会学会が母体となって出来た協会で、社会調査の水準向上を目指している団体です。

竹内 規彦(たけうち のりひこ)

「組織の中の人間行動とマーケティング」

早稲田大学 ビジネススクール 教授(大学院経営管理研究科)

愛知県名古屋市生まれ。2003年名古屋大学大学院博士後期課程を修了。博士(学術)学位を取得。東京理科大学経営学部准教授、青山学院大学大学院経営学研究科(戦略経営・知的財産権プログラム)准教授等を歴任し、2012年9月より現職。組織行動学(組織の中の人間行動)、人材マネジメント論を専門とし、ビジネスパーソンのモチベーションやキャリアといった個人の問題から企業における組織文化や組織変革の問題まで、科学的な根拠や理論をもとに実務的な諸課題に切り込むビジネス教育を展開。研究面では、米国経営学会(AcademyofManagement)の組織行動部門、経営行動科学学会など国内外の学会で最優秀論文賞等を受賞多数。人材マネジメント研究で権威のある英国のInternationalJournalofHumanResourceManagement誌の他、AsiaPacificJournalofManagement誌などに論文多数。米国の国際学会であるAssociationofJapaneseBusinessStudies前会長。

池田 拓也(いけだ たくや)

「海外広告」

カラ・ジャパン株式会社 シニア・コミュニケーション プランナー

新里 尚平(にいざと しょうへい)

「BtoBデジタルマーケティング」

(株)ミケネコ 代表取締役クリエイティブディレクター/プランナー

大阪芸術大学芸術学部卒業。SPプランナーとしてシャンプーや日用品雑貨のブランドを担当。商業施設や公共事業のプロモーションを手がける。2006年よりBtoB企業のプロモーションプランニング、およびクリエイティブ全般を担当。Webプロモーションとダイレクトマーケティングを組み合わせた手法を得意とし、映像クリエイティブにも定評がある。2015年、BtoBクリエイティブエージェンシーとして(株)ミケネコを設立。

松田 尚(まつだ たかし)

「見込み客の発掘と関係部門を納得させるプレゼン手法」

(株)中外 マーケティング部 チーフプランナー

1997年 同志社大学法学部卒業、(株)中外入社。営業部を経て2002年よりマーケティング部に所属。主にエレクトロニクス、メカニカル、ITといったハイテク関連のB2B企業に対して、トータル的な広告宣伝・販売促進計画や、Webサイトを核としたクロスコミュニケーション計画の立案・提案を多数手掛ける。近年はB2B企業のアジア進出に伴い、現地のマーケティング・コミュニケーション活動をサポートする機会も増えている。(株)中外総研にも属しており、インターネットリサーチやグループインタビューによってB2B企業の認知度やB2Bターゲットの情報収集活動を定期的に調査。導き出されたデータを元に、企画の立案・提案までワンストップでサポートできることを強みとしている。

溝口 裕康(みぞぐち ひろやす)

「BtoBコミュニケーションとクロスメディア」

(株)中外 専務執行役員 兼 上海中外先智広告有限公司 董事総経理

1987年(株)中外入社後、一貫してBtoB企業のブランディング/マーケティング戦略づくりから実施に従事。2007年の中国現地法人設立を機に、主に日系企業の中華圏及びアジアでのマーケティング・コミュニケーション上の様々な課題解決に取り組む。特に中国でのデジタルマーケティングやブランディングにおいて独自の視点を提唱。欧米BtoB企業の日本・アジアにおけるプロジェクトも数多く経験しており、日系BtoB企業が中華圏をはじめグローバルで通用するための本質的なブランディングやマーケティング手法の立案やコンサルテーションを強みとしている。

森門 教尊(もりかど のりたか)

「BtoBブランディング」

(株)博報堂コンサルティング パートナー

国際基督教大学教養学部卒業。アクセンチュアを経て、博報堂に入社。博報堂ブランドコンサルティングに参画。成熟産業における事業変革モデル創造・中長期成長ビジョン戦略立案やブランド価値創出を支援。その後、デジタル戦略やウェブサイト構築までを一貫して扱う博報堂ネットプリズムに参画。現在はブランディングの視点から事業変革プログラム/プラットフォーム構築等に従事。[著作・論文]「ブランドマネジメントのすすめ方」(共著)、「ブランドマーケティングの再創造」(監訳)、「サービスブランディング-『おもてなし』を仕組みに変える」(共著)、「企業ウェブサイトにおけるメディア価値向上の考え方」(日本産業広告協会/論文)、「BtoB企業におけるブランド構築の方法論」(月刊BtoBコミュニケーション)、「企業におけるブランディングの新潮流」(月刊BtoBコミュニケーション)。

山口 民雄(やまぐち たみお)

「ESG活動とコーポレートコミュニケーション」

NPO法人循環型社会研究会 理事(CSRワークショップ リーダー)

日刊工業新聞社に25年勤務後、環境ベンチャー企業広報部長、出版社環境誌編集主幹、大学経済学部非常勤講師を経て、現在、 NPO法人循環型社会研究会理事、一般財団法人ベターリビング 審査登録諮問委員会委員。毎年、350社のCSR報告書、統合報告 書を分析し、動向と記載事例集を公表するとともに、報告書の第三者意見や作成のコンサルを務める。

山﨑 方義(やまさき まさよし)

「BtoBコミュニケーションとステークホルダー・マネジメント」

愛知産業大学 経営学部 教授 博士(マネジメント)

(株)クボタ入社後、広告宣伝部、コーポレート・コミュニケーション部などを経て、2017年より現職。日本広告学会常任理事、日本広報学会会員。著書:『広告表現倫理と実務』(共著)、『リレーションシップ・マーケティング』(共著)。元日本BtoB広告協会副会長・関西支部長。

山田 浩之(やまだ ひろゆき)

「アクセス解析」

イントリックス(株) プロジェクトマネージャー

大学卒業後 専門学校の職員として広報・学生募集担当を経て2006年よりWeb業界へ転身某CS局チャンネルサイト運用などのメディアサイト運用ディレクター、大手証券会社の自社動画メディアサイトの運用ディレクターを経て、大手携帯キャリアのスマートフォンポータルサイトの運営・運用の統括PMに従事。
製薬業界、証券、銀行、保険業界でのBtoB向け動画オウンドメディア、教育コンテンツの会員サイトシステム構築、CMS構築、ユーザーログレポートシステム構築など多数。会員サイトというユーザーの属性情報が明確なサイトでのユーザー行動ログをどうコンテンツ改善に活かすか、マーケティング営業活動に活かすかなど、各クライアントのビジネス手法にあわせてカスタマイズしたログを設計する案件に多数関わる。

概要

期間

【東京校】2024年6月24日~9月17日(8月20日・27日を除き8月は休校)

都合により一部変更になる場合もあります。

会場

【東京校】日刊工業新聞社セミナールーム(予定)

定員

30名

受講料

【全講座】
会員社 107,800円、一般 165,000円、学生 77,000円

【単講座(1講座あたり)】
会員社 8,800円、一般 13,200円、学生 5,500円

すべて消費税込み

修了証書

全22講座のうち18講座以上出席の受講者に授与。
全講座終了後に在宅での修了試験を実施します。
修了試験の結果70点以上の成績優秀者には、優秀賞(表彰状)を授与し、勤務先または本人へ郵送いたします。講座は、一般社団法人日本BtoB広告協会認定の「BMC広告マスター」資格試験とリンクしていますので、修了者は大変有利となります。

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